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アフリカの諺から学ぶ 時間とお金と幸福感


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アフリカの諺から学ぶ 時間とお金と幸福感

 

 

あるアフリカの諺

「君たちには時計があるぼくたちには時間がある」

 

これ、ダンナが最近よく言うフレーズで、アフリカの諺らしいです。

(ダンナの出身はカリブですが、黒人奴隷だった家族を祖先に持つダンナのルーツはアフリカ)

 これを聞いた時、「なるほどね、そういう考え方もあるのね」と思ったんです。

 

・君たちというのは時間に追われて生活している主に先進国の人たち

・ぼくたちというのは時計を持たずに、恐らく太陽の日の出、日の入りと共に生活している時計を持たない人たち

 

 

 

時間に追われない生活をしている人、時計を見ない生活をしている人は

世界にどれだけいるのでしょうか?

先進国のほとんどの国が時間で動いていますよね。

(アフリカでも都市部は先進国の人たちと同じ様な生活スタイルになっていると思います。)

 

時計を持つ人の働き方

私の一日の流れはこんな感じ

朝起きたら、目覚まし時計という時間に起こされ

子供たちを起こして、着替えさせて、ご飯をたべさせる

保育園に間に合う様に家を出て、子供たちを保育園に送る

出勤時間に間に合う様に急いで保育園を出る

出勤のタイムカードを押して

12時にお昼休憩して

午後の休憩を入れて

時間になったらタイムカードを押して退社

保育園に迎えにいって

家帰ってきて、ご飯の支度

子供たちをお風呂にいれて

子供たちにご飯を食べさせて

子供たち、20時半には就寝させる

明日の保育園の準備、自分の明日のお弁当作り

明日の晩の夕食の段取り 

23時 就寝

 

 

 

子供が保育園に行ってるので一日の流れはざっと

こんな感じです。

毎日、めちゃくちゃ余裕・・・ないです!!

 完全に時間に支配されてるぅぅぅ・・・・

 

時間の概念があるから、すべての事はスムーズに動いている、といも言えるんだけど

時間の概念が私達人間を 忙しく=心を亡くす しているんですね。

 

「時間は金なり」 時間はお金と同じくらい貴重である

 

こんなことわざもありますね。

時間=お金

たまに考えて、思うことがあるんです。

お金は幸せ生み出すか?

お金のために時間と家族の時間を犠牲にしてる、そう思うことがあります。

お金は人間の生み出した物ですよね。

お金がある程度ないと手に入らない物は確かに、沢山あります。

お金を生み出したのは人間で、お金がないと回らない社会にしたのも人間。

お金の先にあるのは何でしょう? 

お金がないと不安、という社会にしたのは人間で、お金に支配されている私達の生活。

 

お金=幸せ?

いくらお金があっても満たされない人もいる

お金がなくても心が満たされている人もいる

 

 

世界一、幸せな国ブータンにみる幸福感

ブータンが世界一、幸せな国というのは有名ですよね。

私も実際、なぜブータンの人々がなぜそんなに幸福感が強いのか気になり

調べてみました。

 

  

 ①経済的な豊かさではなく精神的な豊かさを重んじる

②1日3食食べられて、寝るところがあって、着るものがあるという安心感」、それだけで満ち足りていて幸福だと思える。

➂幸せの基準は国家ではなく個人・家庭

ブータン国家は、幸福量の増加を目指していますが、その基準は国家それ自身にあるのではなく、国家が幸福であるためには、国民それぞれの家庭が幸福であることが基本と考え、国民の幸せのために国家がまず豊かになるとは考えないのです。

 

こちらのサイトを参考にしました

https://www.wbf.co.jp/bhutan/info/hapiness.php

 

 

 精神的な豊かさ 

ここが日本と違うんですね。

戦後の経済成長で、物質的には豊になった日本。

物を作れ作れ!の時代は終わりにきている様な気がします。

物質的ではなく、精神的に満たれていれば人間はけっこう幸せなんだと思います。

 

戦後の教育も国の経済を担う労働者を教育することに焦点をあてた教育だったとすれば、これからはもっと個人の幸せを実現できる教育制度になっていって欲しい、子供をもつ母としてそう思います。

 

*インドでは「幸福」という授業もあるんですね。

 https://tabi-labo.com/288999/wt-happiness-class

 

 

 ② 今のままで幸せ

 世界を見てみると、衣食住さえもままらない国があったり、戦争をしている国もあります。深刻な社会問題を抱えている国もありますよね。

衣食住がちゃんと送れている日本の生活は本当に幸せなことだと思います。

日本で暮らしていると世界の情報があまり入ってきませんよね、自分で調べる以外は。

少し世界に目を向けてみると、視野も広がります。

 

家族が私達の一番見近で、小さなコミュニティ

 家族を犠牲にして働いている世の中のお父さん、お母さん。

日本の経済発展のために働いている方々には感謝すると共に

ワークバランスを均等に保ち、家族との時間を大切にする

ことで日本の幸福度はもう少しあがるかもしれないですね。

家族じゃなくても、コミュニティを作って生活することで、お互いに助け合って

生活することができたらいいなと思うんです。

 

まとめ

アフリカのいつかの時代の様に、常に時計を持たない生活は無理だけど

時計を気にせず、自分の好きな事に没頭してみたり、

家族との時間を持ち、自分が「幸せだ~」と思える瞬間を増やしていきたいです。

心が満たされる瞬間が増えれば、それが積み重なって自分がしたい生活に繋がったり

回りも幸せにする事ができると思います。

 

自分に与えられた時間はどのくらいでしょうか?

私達が産まれた瞬間、毎日1秒1秒死に近ずいてるんでよね、確実に。

そう思うと与えられた時間を、どう使うのか?

自分の人生で何を達成したいのか?

死というとネガティブですが、死を意識すると人生観が変わる様な気がします。

別に自分が死にそうになった、とかそういうわけじゃないんですけど

死と向き合わなければいけないことが学生時代にあって

それから私の片隅にはいつもその事が頭の片隅ありました。

 

時間は永遠ではない いつか終わりがくる

 

 こんな危機感をたまに、思い出してみる事で

物事の見方や、自分の生活、人との付き合い方、色々な事が

変わっていくかもしれません。

 

自分の思いが日常に埋もれないように。

毎日幸せと思えるその瞬間、瞬間を大切に。

 

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アフリカではなく、カリブです。

 

 マルティニーク島のおばぁちゃんから教えてもらったことわざ

Chimin Long Lavi Long (クレヨール語) 道のりが長いと人生も長くなる
 
 
人の一生には困難はつきもの。簡単な道ばかりを選ぶのではなく
時には難しく時間のかかる長い道を選ぶことが人生には必要である。
(私なりの勝手な解釈です)
 
世界のことわざを学ぶことで、少し日常が変わるかもしれませんね。
                                        

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