国際結婚あるある?子供のしつけ方のギャップについて考える
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国際結婚、というものをして早11年目に入った。
子供が産まれてから、夫婦ゲンカのきっかけはいつも子供のことだ。
長女を出産して、始めてのケンカはミルクの温度について。
そして、今日ケンカした理由も子供のしつけ方について。
(どうでもいいいけど、今このブログを書いてる間もず~っと喋ってる。。。
ホント、よく喋るんだよね、、、、これが暑い島国の血なのかな)
話を戻そう。
で、今日の言い争いの原因も、ダンナの行き過ぎるしつけ方について。
どんな内容かというと、
長女が日本語にあたる「お願いします」を言わないことについて。
「je veux du pain,s'il te plait]」パンを下さい。
s'il te plait = お願いします、がないと
↓
「Je veux du pain」パン、ちょうだい
s'il te plait がないと丁寧さにかける印象。
だから、
何かをお願いしたり、○○ほしい、と誰かに頼むときには必ず、s'il te plaitをフレーズの最後に言わないといけないのだ。
この、s'il te plait を言わないのはしつけがなってないらしいのだ。
このs'il te plait を長女はどうしても言えない。
何度もs'il te plaitが大事だと教えてきたけど、どうしても長女の頭に入らないらしいのだ。
で、ついにダンナがカチーンときちゃったらしく、どなりたてる始末。
「何度いったらわかるんだ?!」
こういう時はいつも、一瞬雰囲気が悪くなる。
ダンナが怒りっぽいというのはあると思うんだけど、知り合いの日仏カップルの話を聞いても、フランス人はみんな、かなりしつけが厳しいみたい。
そもそもフランス人かどうか、は別にしてダンナが子供たちを厳しく育てるのは、自分もそうやって育ってきたから、という背景がある。
(とにかく、ダンナのおばぁちゃんのしつけ語録が凄いんだけど、それはまたの機会に)
話を聞いても「え?軍隊?!」っていう様なしつけ方だったりするんだよね、
ダンナを厳しく育てたおばぁちゃんの話はよく聞かされ、その度に「凄い」と思うんだよね。
例えば、
↑なんか、小公女セーラとか思い出すんだけど・・・
(まだまだ、「うわっ、キビシイ・・・」って話はあるんだけど、それも又の機会に)
このおばぁちゃんの厳しいしつけのおかげなのか「礼儀正しさ」という面ではダンナは日本人以上に日本人っぽいとこがある。
でも、ここまで、子供に選択肢を与えないのもどうかなって思うんだけど。
「子供が委縮したら、かわいそう・・・」と思うのは甘いのかな。
自分がそうやって、育てられてきたから無意識でもやっぱり、自分の子供に対しても同じ態度をとってしまうんじゃないかと思う。
ただ、喜怒哀楽が激しいダンナだけど、すごいなと思うことが2つある。
②に関しては、お辞儀もちゃんとするし、毎朝事務所にいる園長先生に挨拶している(たいがい、他のママさん、パパさんたちは事務所までわざわざ入ってまで挨拶しないです)
よくよく聞くと「自分が外国人だし色々違う面もあるから、保育園の手続きなどの面で、私の印象をよくするため」らしい。
「そこまで考えてくれるのね、ありがとう」とここは素直に感謝したい。
比較的、世界をみても「日本人は礼儀正しい」というイメージがあるけど「そうでもないんだ」とダンナをみてると思ったりする。
日本人は、自分がどう思われているか、相手がどう思うか、気にしすぎる傾向がある。
ダンナは外国人だから、日本の常識を知らないがゆえに、相手との距離がすぐに近くなるのが、いいところでもあり、日本人と違うとこなんだろな。
うちはダンナが外国人で、子供は2つの文化を持っている。
厳しくしつける意味があるのは、おばぁちゃんのしつけ方を聞くと納得できるところは多い。
でも、どなりつけるばかりで「なぜ自分が怒られているのか」その理由を理解せず子供が納得しなければ、また繰り返す。
だから、ちゃんと目を見て向き合って納得させることが大事なんだと思う。
「マルティニーク式おばぁちゃんの子育て」のいい所を取り入れつつ、怒鳴りちらすことは極力さけて、子供とちゃんと向き合っていきたい。