国際結婚 子供のバイリンガル教育
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今までこのブログで国際結婚や子育てについて、ほとんど書いてこなかった様に思います。書きたい事が沢山ありまして、国際結婚と子育てのブログでも作ろうかなと思ったりしています。
というわけで、改めて。
自己紹介みたいになっちゃうんですが、
フランスの海外県なので、国籍はフランス。
3歳11カ月、2歳1カ月の娘がいます。
日本語、フランス語の2カ国語を同時に習得している子供たちの
様子を改めて振り返って、書いてみようと思います。
目次
家での家族の会話はフランス語
長女が3歳1カ月で保育園に入るまでは、私は日本語、ダンナはフランス語で話しかけていました。保育園に入り、日本語が伸びていくと同時にフランス語も出てくる様になりました。
コロナウィルスの影響でダンナの仕事は2カ月近く休業、保育園も自粛登園になったため、子供たちは2カ月間、ずーっとパパと家で過ごしました。
この2カ月間で長女のフランス語力がぐっとあがった様で、気がついたら長女は家ではフランス語しか話さなくなってました。
私はたまに日本語で話しかけていましたが、長女がフランス語で返す様になってきたので伝えられる事はすべてフランス語にしています。
ダンナの日本語力が乏しいので、子供たちがフランス語を話してくれないと
将来、ダンナと子供の意思疎通ができない、という悲劇が待っているので
今からフランス語のシャワーを毎日浴びさせています。
家ではフランス語、保育園や外に出かけた時は状況に応じて日本語
で話しています。
フランス語と日本語の認識ができている様で、英語の音を聞くと
フランス語がいい!と言います。
「フランス語と英語の違いもわかるの!?」
子供の柔軟さにびっくりです。
今、日本語での意思疎通が難しくても、日本に住んでいる限り圧倒的に
日本語の方が耳に入ってきます。
だからこそ、家ではあえてフランス語にしたいと思っています。
2歳次女、保育園での様子
最近、保育園に通っている2歳の娘の事で保育園の先生から
日本語理解力について、度々ちくちくと指導が入る様になりました。
「○○ちゃん、こちらの言っている事がわからなくて、わ~ってなって、泣いちゃう事が多いんです。お家の方でも言葉がけを沢山してあげて下さい」
「給食の時、手を合わせるんですが’’いただきます’’を言わないんです」
「名前を呼んでもハイ!と返事をしないんです」
2カ国語が同時に入ってきているので、回りのお友達に比べて日本語が出てくるのが遅く、日本語の意味をよく理解できてない様子。
2歳次女、家での会話 日本語 VS フランス語?
日本語 「ありがと、おりる、たべる、おっちゃった・・・・」
2語はまだ話しません。
フランス語 「どこにいるの?ここにいるよ。
どうしたのパパ?、あつい!○○ちょうだい、○○まだほしい」
日本語より話せてる。。
2歳、次女の言語発達
家でほとんど日本語を聞く機会のない次女。保育園で他の子より日本語が話せないのは
当然ですよね・・・
言葉で伝えられない分、泣いたり、態度で示すことが多いのかもしれません。
先生たちも、他の同じ年齢の子が理解しているのに言う事が分からず、ぐずぐずしている次女が心配なんだと思います。
でも、小学校に入ったら圧倒的に日本語が優先になります。
小学校からは親の努力でフランス語を話させる様にしないと、子供たちはフランス語を話す事が面倒くさくなっていく、とも聞きます。
今、次女は2カ国語同時に頭に入っていて、長女の様にまだ日本語とフランス語の認識ができていません。
でも2カ国語同時に入っているんだから、日本語力が他の子より劣っていて当然。
今、日本語での意思疎通が難しくても、日本に住んでいる限り圧倒的に日本語の方が
耳に入ってきます。だからこそ、家ではあえてフランス語にしたいと思っています。
子供はハーフじゃなくて、ダブル
よく、日本人と外国人の両親から産まれてきた子供は ハーフ=半分
ていいますよね。
でも、ハーフといわれる子供たちを育てていて思うことがあります。
それは ハーフじゃなくて、ダブル
異なる国、人種、文化を持つ両親から産まれた子供は
遺伝子から始まり、容姿、文化、言語、考え方、これから経験していく物事
すべてが1つじゃなくて、2つ与えられて産まれてきた、ってことです。
1じゃなくて2、持って産まれた特権をどう活かしてあげれるか。
日本社会で生きていく中で、今後2つのアイデンティティを持っている事で悩んだりすることがあるかもしれません。
でもパパとママから受け継いだ2つのアイデンティティを持っていることは凄いことなんだよ!1つじゃなくて、2つもっているんだから!と伝えていきたいと思います。