papaiyamangoのブログ

国際結婚 子育て 田舎暮らし

  

フランスロックダウン緩和


スポンサードリンク

日本でもじわじわとコロナウィルスが猛威を振るい始めた頃、フランスの地方都市に住んでいる友人から
「だんなの親の知り合いの娘さんとそのお父さんが集中治療室に入っている」

もう一人の友人からは
「知り合いの友人で、いつもスポーツをしていて元気だけど最近、集中治療室に入った」

直接の知り合いではないけど、知り合いの知り合いの人がコロナウィルスにかかっているというのを聞いて
「コロナウィルスが本当の現実世界に存在するんだ、着実に私たちの生活圏内まできてる」
ぞっとなったのを覚えています。

精神科医の知り合いがいる友人は
「相談件数が増えており、壁に話かけてしまうんだけど、自分は大丈夫か?」という相談もあったそうです。
(壁が話かけてくるのは異常ですが、自分が壁に話かけるのは大丈夫だと回答したそうです)

ホームパーティーとピクニックが好きなフランス人。
家族と、友達と、ワインを飲みながら美味しいご飯を食べる事が好きなフランス人。
4月生まれのお母さん、毎年30人近くの友人を家に招待して夜通しパーテイーをしていました。
今年も予定していたはずです。
フランスでは、家庭内暴力や虐待がかなり増えているそうで、外出できないストレスは相当なものだと思います。
ダンナのお母さんも口にはしないけど、顔を見ているとだいぶ疲労が溜まっている様子が伺えます。

今日、5月11日(月)からフランスはロックダウン緩和になりました。
(フランスは世界の中でもかなり強力なロックダウンをかけていた国のような気がします。)

パリに住んでいるダンナのお母さんとは定期的にwhat's up で話していて、ロックダウン中のフランスやパリの状況を聞いてました。
お母さんも食材調達以外はいっさい外に出ず、マスクも手作りしたりしていました。
某有名ブランドも超高級マスクを販売していました。(完全にこれ、アクセサリーでしょ??って思ったけど)

某洋服ブランドの店長をしていたお母さん。数年前に定年したんだけど新店舗のお手伝いで5月からまた復帰する予定でした。
いつも忙しくしていた人で、一人暮らしなので相当ストレスは溜まっていると思います。
明日ロックダウンが緩和されても最低3日は家から出ないといっていました。                                                                                            
ロックダウン緩和後、また黄色いベスト運動も再開されるかもしれない。
家庭でのストレスに加え社会制度に対する不満が爆発しないことを願うばかりです。