国際結婚あるある?子供のしつけ方のギャップについて考える
国際結婚、というものをして早11年目に入った。
子供が産まれてから、夫婦ゲンカのきっかけはいつも子供のことだ。
長女を出産して、始めてのケンカはミルクの温度について。
そして、今日ケンカした理由も子供のしつけ方について。
(どうでもいいいけど、今このブログを書いてる間もず~っと喋ってる。。。
ホント、よく喋るんだよね、、、、これが暑い島国の血なのかな)
話を戻そう。
で、今日の言い争いの原因も、ダンナの行き過ぎるしつけ方について。
どんな内容かというと、
長女が日本語にあたる「お願いします」を言わないことについて。
「je veux du pain,s'il te plait]」パンを下さい。
s'il te plait = お願いします、がないと
↓
「Je veux du pain」パン、ちょうだい
s'il te plait がないと丁寧さにかける印象。
だから、
何かをお願いしたり、○○ほしい、と誰かに頼むときには必ず、s'il te plaitをフレーズの最後に言わないといけないのだ。
この、s'il te plait を言わないのはしつけがなってないらしいのだ。
このs'il te plait を長女はどうしても言えない。
何度もs'il te plaitが大事だと教えてきたけど、どうしても長女の頭に入らないらしいのだ。
で、ついにダンナがカチーンときちゃったらしく、どなりたてる始末。
「何度いったらわかるんだ?!」
こういう時はいつも、一瞬雰囲気が悪くなる。
ダンナが怒りっぽいというのはあると思うんだけど、知り合いの日仏カップルの話を聞いても、フランス人はみんな、かなりしつけが厳しいみたい。
そもそもフランス人かどうか、は別にしてダンナが子供たちを厳しく育てるのは、自分もそうやって育ってきたから、という背景がある。
(とにかく、ダンナのおばぁちゃんのしつけ語録が凄いんだけど、それはまたの機会に)
話を聞いても「え?軍隊?!」っていう様なしつけ方だったりするんだよね、
ダンナを厳しく育てたおばぁちゃんの話はよく聞かされ、その度に「凄い」と思うんだよね。
例えば、
↑なんか、小公女セーラとか思い出すんだけど・・・
(まだまだ、「うわっ、キビシイ・・・」って話はあるんだけど、それも又の機会に)
このおばぁちゃんの厳しいしつけのおかげなのか「礼儀正しさ」という面ではダンナは日本人以上に日本人っぽいとこがある。
でも、ここまで、子供に選択肢を与えないのもどうかなって思うんだけど。
「子供が委縮したら、かわいそう・・・」と思うのは甘いのかな。
自分がそうやって、育てられてきたから無意識でもやっぱり、自分の子供に対しても同じ態度をとってしまうんじゃないかと思う。
ただ、喜怒哀楽が激しいダンナだけど、すごいなと思うことが2つある。
②に関しては、お辞儀もちゃんとするし、毎朝事務所にいる園長先生に挨拶している(たいがい、他のママさん、パパさんたちは事務所までわざわざ入ってまで挨拶しないです)
よくよく聞くと「自分が外国人だし色々違う面もあるから、保育園の手続きなどの面で、私の印象をよくするため」らしい。
「そこまで考えてくれるのね、ありがとう」とここは素直に感謝したい。
比較的、世界をみても「日本人は礼儀正しい」というイメージがあるけど「そうでもないんだ」とダンナをみてると思ったりする。
日本人は、自分がどう思われているか、相手がどう思うか、気にしすぎる傾向がある。
ダンナは外国人だから、日本の常識を知らないがゆえに、相手との距離がすぐに近くなるのが、いいところでもあり、日本人と違うとこなんだろな。
うちはダンナが外国人で、子供は2つの文化を持っている。
厳しくしつける意味があるのは、おばぁちゃんのしつけ方を聞くと納得できるところは多い。
でも、どなりつけるばかりで「なぜ自分が怒られているのか」その理由を理解せず子供が納得しなければ、また繰り返す。
だから、ちゃんと目を見て向き合って納得させることが大事なんだと思う。
「マルティニーク式おばぁちゃんの子育て」のいい所を取り入れつつ、怒鳴りちらすことは極力さけて、子供とちゃんと向き合っていきたい。
国際結婚あるある?子供の日本語能力について指摘された件について考える
ハーフの子供を持つ、先輩ママさんに聞いた話。
日本で、2言語で育った子は他の日本人×日本人の子と比較すると、日本語能力が1年位遅いらしい。
その話を聞いたのが、長女が1歳の時。
その頃はまだ実感がなかったけど、今長女が4歳、次女が2歳になり現実味が増してきてる。
そして、今日もまた保育園で、2歳の娘の日本語力について指摘されてしまった。
懇談会の度に、日本語が他のお友達より劣っていることを指摘されるんだけど、その度に「そうですよね~(苦笑)」と顔ひきつり気味で、あいづちをうつ私。
「先生、まだうちの子2歳ですし、フランス語も同時に頭に入れてるんで、勘弁してやってくだせぃ」
って言っても、こちらが反感買うだけだし、こういう場合は話を合わせておいた方が楽、って思ってしまうはダメ?
周りをみると、国際結婚している知り合いの子供たちは、学校に行ってない子もいる。
小学校が嫌で、わざと先生にフランス語で話して、学校を3回も転校させられた日仏のハーフの子も知ってる。
国際結婚して、ハーフの子供を持つ親も、何かしら日本の教育に疑問を抱いている所がある。
単一言語国家だから、まずは日本語が大事です、っていう先生の気持ちは分かる。
先生だって、多言語教育の知識なんてないだろうし。
やっぱり同じ教室にいたら目立っちゃうよね、娘の日本語力の危うさ↓
・わからない言葉をしゃべる2歳児
・ペラペラの日本語を上手に操る同い年の2歳児
でも、これだけは言わせてほしい。
「今、言葉を一生懸命ストックしている時期ですから!」
「母国語は日本語とフランス語です」
「そもそも、子供は生まれつき、複数言語学ぶ能力を持っています」
「日本に住んでいて、日本語できないわけがない、むしろ心配なのはフランス語ですから!」
「まだ2歳だし、今はまだ言葉が遅れていることを気にしなくてもいいんじゃないでしょうか?」
「むしろ、2カ国語を頑張って習得してるんで見守って下さい。」
「いや、同じ早さで2カ国語学習しろ、という方が無理ですから!」
(先生に言えないから、全部ブログに書いてやった、スッキリ自己満足)
ところで、
こんな研究結果があるみたいです↓
<脳科学の研究においても、複数言語を操る人は習得のアドバンテージを身につけ学力向上に役立てていることが分かっている。多言語を話す子どもは勉強で成果を出しにくいという考えは誤解>
英デイリーメールによると、マルチリンガルの人は脳の下頭頂小葉にある灰白質密度が多いそうで、これが、可塑性や精神的な柔軟性を生み出しているとのこと。認知的可塑性は学びや記憶、そして脳の機能性において大変重要な鍵である。つまり、多言語の知識を持つ生徒は脳機能も発達しており、学術において秀でているのは偶然ではないのだ。
↑単純に、2カ国語を同時に理解できてるわが子をみると、本当に子供の言語習得能力の高さには目ん玉飛び出る!
な~んにも教えてないのに
・ちゃんと単語の意味を理解し
・状況に応じて使い分け
・そんな言いまわりし、どこで覚えた!?
とまぁ、長女は今の所、2カ国語同じ位のレベルになってきてる。
そしてついに最近、長女は私の汗と涙の結晶(ま、そんなにたいして勉強してないですけど)、21年間のフランス語を優に超え、今じゃ私の知らない単語も使いこなす。
感覚で話せる様になった長女を見てると、やはり小さいうちから言語に触れさせることは大事だと感じる。
大人になって必死に英語を勉強しても0歳時から日常的に英語を話し、聞いて育った子とは差がついて当然だ。
これからAIによって、むしろ言葉を話さなくても、日常的にアプリを使って簡単に外国人と話せる時代がくるかもしれない。
それでも、機械を介してでは伝わらない事の方が多いと思う。
これから、日本の教育に期待したいことをちょっと最後に。
昔、小学校の体育の時間、みんなで「全員前見て、前ならえ!」をやってたのを思いだして、
みんな一緒じゃないといけない!
っていう風潮が強い日本の教育、いい加減もういいんじゃないかな、と思う。
これからは「個」が発揮される時代になるらしいので、1人1人の個性に応じた教育方針に変わっていってほしい、と望むのは私だけじゃないはず。
不思議な巡り合わせに会う今日この頃、目に見えないものって存在するのかな?
不思議な出会いをする今日この頃
割と、昔から何だか奇遇な巡りあわせに会うことが多いんです。
例えば、
・最近日仏カップルに出会ったんですが、日本人の彼女のお姉さんが結婚式をあげた場所が、ダンナが9年前にウーファー(WWOOF)でお世話になったレストランのオーナー夫婦のレストランだった。
・車道を走っていた自転車に乗っていたおじいさんが倒れてしまい、おじいさんの家まで車で送ったんです。
帰りに名刺を渡されてびっくり!普通のおじいさん(失礼ですが・・・)だと思っていたら、私の母親がかなり前から行ってみたかった、という草木染の工房を主宰されている方だった。(人はみかけによらずです。)
・パリで知り合った友人のことを考えていたら、彼女から久しぶりにメールがきた、とか。
・フランス大使館で結婚の手続きを担当してくれたフランス人がダンナの友達の友達だった、とか。
・ダンナが日本に入国した時に、空港で日本語がわからなくて困っていたら、助けてくれたフランス人が同じゲストハウスに住んでいた、とか。
多分、気にしなければ「あ、偶然だね~」って気にもとめないと思うんですが、こういう事が続くと、やっぱり気になっちゃいます。
過去とか、未来とか、人とか、目に見えない様々なものが実はつながっている様な不思議な感じです。
今日起きた奇遇な出会いは実は奇遇ではなくて、例え意図的ではなくても、過去の自分の行動から引き起こされたとしたら、忘れた頃にちょっとしたラッキーに変わってやってきたらいいな・・・なんて。
地方暮らしの冬の過ごし方 買い物ついでにスキー場で雪遊びにいってみた
すご~く久しぶりにはてなブログを更新します。
ちょっと色々理由があって、更新できなかったんだけど落ち着いてきたのでまた日々の日常を書き留めていきたいと思います。
では、本題に。
地方に移住して3年目の冬。
今年が一番雪が多いです。
隣町はスキーリゾート地なんだけど、毎年世界中からくる観光客でいっぱい。
でも今年はコロナの影響で外国人の観光客がいないので、スキー場は日本人観光客が9割くらいじゃないかな。
閑散としています。
といっても、去年は雪が少なくてスキー場のリフトが稼働していなかったくらいだから今年の方がまだスキー客が多いかもしれない。
スキー場って、都会に住んでいるとその日に思い立ってはいけないですよね(行く人もいるかもしれないけど)
とにかくスキー場に辿り着くまで、時間はかかりますよね。
私達も昔、都会に住んでいた時はスキー場に行こうなんて0.1ミリも思わなかったです。
でも、今はスキー場が隣村にあるので、買い物ついでにちょっと行こうか、ということができちゃいます。
車で30~40分。
思いついて、スキー場に行くことにしたので大人はスキーウェアなし、子供たちだけ。
スキー場のコースを歩いたり、子供はパパと雪合戦したり、スキーやスノーボードしている同じ年の子どもたちを眺めたり。
ソリを持ってくるのを忘れたので、今日は1時間位スキー場で遊んだかな。
田舎に暮らしてると、都会ではお金と時間がかかるレジャー・体験が思いついたその日に無料でできちゃう。
これは本当、地方暮らしの特典ですね。
その後、少し遠回りしながら雪景色を眺めながらムーミンの世界を堪能しながら家に帰りました。(なんとなく、雪景色ってムーミンを思い出す)
都会暮らしだと、山に行きたいと思ったら計画して、仕事の休みをとって色々準備しないといけないけど、山の近くに暮らしていると普段見える世界が全然違うんです。
例えば、
・散歩中にめっちゃきれいな朝焼けが見えたり
・夜空を眺めれば、満点の★(そもそも都会で空を見ることがなかった)
・仕事の帰り道、夕日がめっちゃキレイだったり
都会の謙遜がないと無理!っていう人もいるけど、自然の中にいることが心地いいと感じる人は絶対自然の中で暮らした方が心が落ち着きます。
自分がそうだったから。
都会暮らししていた時、実家に帰る電車から山が見えると、なんとも言えず興奮したのを思い出します。
育った環境は大きいんだな、って思います。
あ、そうそう、コロナの影響で
「スキー客全然いないんじゃないの?」
って思ってたんだけど日本人だけだけど、思ったより来てたかも。
レストランとか人が集まる所は食事中以外は、マスクしてね、っていう感染対策はしているみたいだった。
みんな、ソーシャルディスタンスをとりながら雪を楽しんでいる様子でした。
田舎暮らしに車は必要か?子供の発熱と車の故障
田舎暮らしに車は必要か?
田舎暮らしをするなら、車はあった方が便利です。
なぜなら、自由に動けるから。
ないと暮らせないの?
いいえ、暮らせます。
でも、かなり行動は制限されます。
まず、買い物
そして、病院
次に、誰かに会いに行く時 など
私が住んでいる村内にもスーパー、道の駅があるけど高い!
家からスーパー、道の駅まで徒歩で行ければいいけど、だいたい地方移住する人は周りに家がない超田舎に住みたいと思う人が多いのではないでしょうか?(私の周りは多いです)
バスもあるし、タクシーもあります。
私が住んでいる村では予約制のタクシーは1回¥200で利用できます。
でも、利用者はだいたい年配の方が診療所へ行く時に利用することが多いみたいですね。
バスは時間で動いている人はあてにならないです。
ヒッチハイクみたいに、乗り合いできたらいいなと思うし、実際車を持たずに田舎暮らしをしている人もいるみたいですけど。
ただ、
完全に時給自足で、必要なものはネット又は近くのスーパーで購入、子供なし、病院に通ってない人、何かあった時に誰かに頼える人は車いらないかもしれないですね。
田舎暮らし 子供がいる家庭は車必須!
子供がいる家庭で、田舎で暮らすなら車はないと困ります。
なぜなら、子供が病気、熱を出した時、子供に何か緊急事態があった時、車がないと子供の命を救えないことがあるかもしれないからです。
つい先日、
ダンナの車が突然故障してしまったんです。
タイミング悪く、次の日に子供が発熱。
ダンナは私の車で通勤。
私はその日、1日車がなかったので、病院には連れて行かず家で様子をみてたんですがそ日の夜に40度まで熱があがり咳もひどくて、悪い夢にうなされてたりして、よっぽど夜間外来に走った方がいいのかと思うくらいでした。
その日の夕方に父親に車の整備を緊急でお願いしました。(ありがたこと父親は車の整備士です)
次の日に病院を受診すると「気管支炎を発症してる」とのこと。
「え?え?気管支炎ですか!?」
けっこう咳こんでたので、まさかとは思ったんですがまさかでした・・・
子供は1日で症状が悪化します。
やっぱり早めに対応しないと、症状が悪化してしまうこともあります。
発熱して、3日目。
朝、熱は下がりました。
でも、食欲はないようで固形物はまだ食べたがりません。
夕方は38.5度まであがり、夜少し下がり、39.7度。
なかなか落ち着きません。
結局、発熱4日目で熱が下がり、ご飯を食べられるようになったのは5日目の夜から。
去年ぶりに、高熱と咳がでて、ヒヤヒヤしました。
子供がいる家庭は車がないと、すぐに動けないのでやっぱりあった方がいいことは確かです。
1年間車なし生活を経験して・・・
とはいえ、
実はうちは実際、地方に移住して1年間は私は車がありませんでした。
ダンナは仕事が決まってから車を買ったのですが、私は仕事をするまでは車なし生活でした。
まだ子供が小さかったので(当時0歳、2歳)、保育園に入っておらずたまに保育園に隣接の支援センターに通っていました。
徒歩、30分を冬の雪の中帰ってくることもありました。
下の子を抱っこ紐に抱き、上の子はベビーカーに乗せて、長~い坂道を息を切らしながら帰ってきた覚えがあります。
徒歩圏内で行ける範囲は困らないのですが、これが病院となるともう徒歩では無理ですよね。
あと、車がないと行動が制限されるので、家に引きこもってることが多かったですね。
買い物は全部、ダンナにまかせてました。
一体、昔の人はどうしてたの?と思うんですが、実際なければないで生活できてしまうんですよね。
ただ、そこにはリスクもあったのかなと思います。
山の中で育ったうちの父親の昔の話を聞くと、20キロの道を歩いて帰ったりしたこともあったそう。
うちの祖父母は、祖父が亡くなってから晩年一人暮らしでしたが、父親が買い物をしたり、その昔は車の移動販売もあったそうです。
昔の話を聞くと、今の暮らしがどんなに便利かと思い知らされます。
地方暮らし、車のない人の生活は?
もちろん、車のない人もいます。
80歳近い年配の方を抜いて、車のない人の生活はどうなのかと気になります。
うちの近所に、車を持っていない方がいます。
・家族が車を持っている
・職場が徒歩圏内
・買い物は近くのスーパーで(足りないものだけ)
特に困った様子はないですね。
ただ、その方は中学生のお子さんが2人います。
村内には高校がないので、高校まで通うのにどうするか?という問題がでていきますね。
だんなさんは車で隣村まで通勤されてるみたいなので、どちらか一人を高校まで送っていくことができますね。
もう一人はバス通勤?(人の家のことまで、おおきなお世話ですよね(笑))
バスは村から補助が1万ほどでる様ですが、市内までは4万程かかるそうなので月3万の負担です。
市内まで通勤されている方は親が送っていく人が多いみたいですね。
子供が高校にあがるタイミングで、市内に引っ越していく人も多い様です。
車で毎日送るのも大変ですが、私なら毎月の3万のバス代の負担を減らしてその分、学費にあてたいと思ってしまいます。
もしかしたら、今後運転しなくてもいい車が安全だと認知され、普及されれば違う未来がまっているかもしれません。
でもそんなSFみたいな世界がまだ想像できないので、とりあえず現実的に田舎に暮らすなら車はあった方が便利、という話でした。
、
建築家安藤忠雄さんから学ぶ【生きる力・考える力】子供の育て方とは?
建築家安藤忠男さんから学ぶ【生きる力・考える力】子供の育て方とは?
建築家、安藤忠男といえば超超がつく有名な日本を代表する有名な建築家。
独学で建築を学んだ人、というのは知っていたけど特に今までこの人がどんな人生を送ってきたか気にしたこともなかった。
あることがきっかけで、この人について調べてみたら、凄い経歴と人生を歩んできた人だということがわかった。
子供を持つ親として、一個人としてどう人生に向き合えばいいのか(まだ遅くはない!)を考えさせられた。
目次
きっかけ、建築家安藤忠男さん設計「こどもの森 中之島」
つい最近、言わずと知れたかの有名な世界的建築家、安藤忠雄さんが大阪の中之島に自らの設計による図書館「こどもの本の森 中之島」を建設した、という話をYou tubeのニュースで知った。
なんでこのニュースが気になったかというと、以前大阪に住んでいたことがあり中之島公園にもよく遊びに行っていたから。
なんと、安藤さん自身も自費を負担しているそう。
どんなコンセプトの図書館?
こども時代の読書の大切さを、大人になってたびたび痛感してきたという安藤が、これからの未来を託す子どもたちに、読書を通じて「生きる力」や「考える力」を身につけてほしいという願いからプロジェクトがスタート。
ここまで有名になった安藤忠男さんが、「子供時代の読書の大切さを、大人になって痛感してきた」といってるんだから、間違いない。
図書館の外観は、もうすでに何かの建築アートだ。
図書館の中も、「図書館じゃないですね、まるで本を飾っている美術館です」という感想しか出てこない。
気になって、安藤さんが設計した建築を他にも色々調べてみた。
代表的な建築をいくつかあげると
例えば
・光の教会
地中美術館は行ったことがあるけど、安藤忠雄さんの設計だったとは知らなかった。
大阪府出身なので、関西圏に安藤さんの建築が多い。
気になって調べてみた建築家安藤忠男の人生が凄かった
やっぱり有名になる人ってやることが違うし、努力も半端ない。
何かを成し遂げるには、もちろん【才能・運・生まれ育った環境】も影響はするけど、それだけじゃない。
情熱 と 努力
特に経歴を見てみると、若い時の安藤さんの建築への情熱が凄い。
安藤忠男さんの凄さに今更気づいた。
「どうしたらそんなに建築に情熱を注げられたの?」
「そもそも、建築を志したきっかけは?」
「建築への思いを継続しつづけるのに必要なことは?」
この人の人生を知れば、子供の教育に何かヒントが得られそうだと思ったから
安藤さんのプロフィールを、見てみた。
「ははっ、やっぱり普通のおじちゃんじゃないよね」
けっこうやることがぶっ飛んでる。
無我夢中、一心不乱
安藤さんを例えるとそんな言葉しか出てこない。
この人が独学で建築を学んだ、というのは知っていたけどその
情熱と努力がホント、半端ない。
何度もいうけど
情熱と努力がホント、半端ない!
経済的な理由で、建築学校に通えなかったけどアルバイトしながら1日15時間勉強して、4年間の勉強を1年で成し遂げる、
やると決めたらやる、意志の強さ
自分の意志を曲げない建築への熱い情熱
大学には経済的な理由で行けなかった、というのは家があまり裕福でなかったと想像できる。
家が貧乏で学校に行かなくても、建築家にはなれるのだ。
でも、2人の弟も建築、デザインで成功しているらしいの親から受け継いだ生まれ持った才能もあったのかな、と思う。
才能 + 努力
有名な発明家、エジソンも言ってた。
1%の才能と、99%の努力 (エジソンは1%のひらめき、ね)
でも、もちろん学校に行かないとなれない職業もあるんだけど。
24歳で世界放浪の旅へ出る。
その当時、世界旅行ってけっこう、大変だったと思う。
当時は船での移動だったのかな。
インドで衝撃を受けて、人生を悟ったんだね。
インドに行った人に聞くと「インドを好きになるか、嫌いになるかのどちらか」だってのはよく聞く話。
「生と死」に向き合い、「生きる意味」を考える機会があったからこそ、自分の信じた道を貫き通そうと思ったんだろうな。
もう一度載せておく。
人生というものは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるときが来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう
インドでの経験が安藤忠男さんの運命を変えたのは間違いない。
今みたいに交通手段が発達してたわけじゃないだろうし、一度世界に度に出たらいつ帰ってこれるかわかない。
旅に出たのが24歳。
4年間放浪してたわけだから、日本に帰ってきた年齢が28歳。
「世界を放浪してきました」
って人が、その旅の経験から何かを学び、自分の人生の中で何かを成すことはけっこう難しい、と思う。
人は忘れやすい生き物だから安藤さんくらいの「生と死」を考えるくらいの衝撃を受けないと、自分を突き動かすエネルギーは沸いてこない。
こんなまっすぐに、自分の生きる道を決めて「ひたすら走る」ことができるのはやっぱり才能だし、努力、そして情熱なんだよね。
建築家安藤忠男さんの生き方から学ぶ子供の育て方
安藤さんがそのyoutube番組で語っていたこと、親の目線からもかなり参考になるお話ばかりだった。
子供の育て方について
「好奇心が大事」
「塾、大学、大きな企業に行きなさいと、今は親が子供をコントロールしずぎる」
「子供の考え方が出来上がってくるのが7,8歳、その時に本を読まないといけない」
「体で感じる子供を作らないといけない」
子供は好奇心の塊。
毎日、子供を見ていると子供の好奇心って凄いと思う。
そりゃ、そうだ、子供達には見たことないものがまだまだ沢山ある。
下の娘の最近の口癖、「これ何?」
食事中はいつも、食べ物の感触を肌で感じる実験の時間だし。
でも、その好奇心をつぶさない様になるべく「ダメ!」はいわない様にしてる。
というか、自分がいちいちイライラするのに疲れたので「ま、いっか」って思うことにした。
どんな大人になってほしいか
私はとにかく
「生きる力」「自分で考える力」を身に付けてほしいと思う。
安藤さんの考えに同感。
私自身は、大学を卒業したら就職活動をして、就職をするという社会のルートに乗ることが嫌だった部類の人間で、
ダンナも中卒。
親の血を引いているとすれば、多分子供達は社会のルールに従って会社の中で生きるのが得意じゃないだろうな、って予想してしまう。
特に長女は性格的に。
でも、そういう子供たちもみんなと同じルールにあてはめようとするから窮屈なのだ。
あなたに合う違う生き方もあるよ、と親が教えられることができれば、いいんじゃないか。
そして、改めて考える。
生きる力、考える力って何だろう・・・・?
困難な状況になった時に、自分で考えて状況を変えていける力。
考えて、何かをうみだす力、行動していく力、他にも生活していくのに必要な力、もある。
個人的に思うのは、自分で食べていく力、すなわちお金を稼ぐすべを持っているというのは大きいと思う。
私は子供に将来、手に職を持ってほしいと思ってる。
手に職といっても、実際手を使う仕事なのか、自分の知識を使う仕事なのかはわからない。
ただ、最小限の道具 or 何も道具がいらない仕事だと世界のどこへ行っても働けるよ、と思う。
というのも、
うちは、だんながフランス人なので将来どこに住んでいるかもわからない。
(事実、将来自分のルーツでもあるアフリカと日本を行き来したいらしい)
子供たちだって、もしかしたら日本以外の国に行きたいって言い出すかもしれない。
どんな状況にあっても、生きていく手段はあった方がいいにきまってる。
「芸は身を助ける」じゃないけど、いつどんな状況になるかわからないからね。
いやでも、とにかく自分の夢中になれることに出会えるのが一番大事で、一番難しいことかもしれない。
親としては、好きな事に出会える環境や機会を沢山作ってあげたい。
ところで、
安藤忠男さんは高卒の東大教授でもあるそう。
人間全力で一心不乱に走れば、えらい遠くまでいけてしまうのだ。
一心不乱に走り続けた結果、なんだよね。
ゴールを決めなくも、結果はあとからついてくるんだね。
すごい。
職業選択について
「今の時代は、自分で職業を選べる。だから自分の仕事を徹底的に勉強しないといけない」
「人生95歳、自分の人生をプログラムしないといけない。でもそうすると面白い事が起きる。」
「学歴、社会基盤はなかったから全力で走るしかなかった。全力で走っていたら手をさし伸ばしてくれる人もいた。僕はまわりに助けられ、面白いという人が集まってきて自分なりにやってきた」
「学歴がないと乗り越えていけない壁があったけど、今はすべての人にチャンスがある」
「どんな仕事でも自分の生命をかけて仕事をしている人は一流」
世の中には色々な仕事があって、自分が楽しいと思える仕事をできることが一番幸せだとは思う、安藤忠男さんの様に。
でも実際、自分の生命をかけて仕事をしている人が世の中にどの位いるだろうか?
自分がその仕事をしたくて、安藤さんの様に一心不乱に努力し続けてその仕事に就く人もいる。
なんとなくその仕事に就いて、全力で頑張ることで周りが認めてくれてやりがいを感じその仕事が天職になる人もいる。
今までやっていた仕事と全く別の事を学びなおして、その仕事に就いている人もいる。
一つ思うのは、どうせならやりがいを感じる仕事をしたい、ということ。
達成感のない仕事は続けるモチベーションが下がるし、精神的にもけっこう辛い。
将来、95歳まで人間の平均寿命が伸びるとしたら、安藤さんのいう様に人生をプログラムしてく必要はあるかもしれない。
75歳位まで働かないといけない将来がくるとしたら、75歳の自分は何ができるだろうか??
「生涯現役!」って言える仕事があったら格好いいけど。
でも、今からでも遅くないかもしれない。
何か目標を決めて、コツコツ続ければ将来形になるはず。
がんばろ。
情熱を持って生きよう
「モチベーションは愛情、愛情がないと乗り越えていけない」
「生きていくのには、自分の信念を通さないといけないと思っていた」
「一番大事なのは、自由と勇気と責任感、どうしてもやり遂げたいという思い」
「難しいことはいっぱいあった。でもなんとか乗り越えていく。山を乗り越えたら、また山がくる、その繰り返し。前に山が立ちはだかるというのは慣れて今はどうにかなると思ってる。人生はどうにかなる」
「うまくいくことばかりじゃない、その困難を乗り越えていくには情熱がいる」
「情熱のためには好きという気持ちが必要」
「人生は面白い、何か起こる、起こったら考える。先は必ず楽しいことがある。病気になることもあるし、会社がうまくいかない時もあるけど、先はいいことあるぞと思えば、何とかやっていける」
「ルールは一応守ってるけど、ルールの外で生きたいと思ってる。社会と合わないと思うことも多い、それなら自分のルールを作っていきたいと思っている」
「 どうしてもやり遂げたいという思い、情熱」
目標を達成したいならこれ、かなり大事だと思う。
もう何が何でも絶対それをやり遂げたい!って思いはかなり自分を前へ前へ押し出してくれる。
困難にぶちあったても、どうしても達成したいことがあればその状況を脱するために、自分で何とかする。
じゃぁ、どうやったら自分の情熱を傾けられる、何がなんでもやり遂げたい事が見つかるのか?
例えば
・困難な状況にある時、その状況から抜け出したい時
・自分もこうなりたい!という憧れる人に出会えた時
・その事、物、人に感動した時
人間は居心地のいい環境にいれば、もちろんその居心地のいい環境を壊そうとは思わない。
でも、自分が崖っぷちにいてどうしようもない状況になると、何とかその状況を変える方法を探すようになるはず。
一番、自分を強く突き動かしてくれるのは自分の目標になる人に出会うことだと思う。目に見える形で存在してくれると、ぶれないからいい。
みんながみんな安藤さんの様になれるけじゃないし、安藤さんみたいな大物にならなくても、何か目標を持って生きた方が人生楽しいのは間違いない。
その目標は仕事に関することなのか、はたまた全く別の事なのかはわからないけど、人生の目標を一つもつことは人生を豊かにしてくれる、と安藤さんの言葉を聞いて思った。
パン作りは以外に簡単です
最近、パン作りにはまってます。
というのも、パンの消費量が半端ないから。
そして、スーパーが遠いし村にもパン屋がないから。
ダンナは暇があればパンを食べてる、ってくらいにパンをよく食べる。
まぁ、ダンナの生まれ育った島マルティニーク島の人は毎日パンを買うからダンナにとっては普通のことなんだろな。
娘たちも、パンを見たらパンが食べたい!っていうし、本当パン好きな親子。
最低、1日1本~2本のバゲットを消費する我が家、
1本¥250、1カ月30日
¥250×30日 ¥7500(税抜き) は確実にパンに消費してるわけです。
いや、いや、ちょっと、、パンに¥7500て・・・パン食べすぎじゃね?
ということで、パン作りに挑戦しようと思ったわけです。
以外に適当でもパンはできる!?
原材料費をなるべく節約したいと思って強力粉ではなく、小麦粉を使用。
強力粉じゃないとできないと思ってたんですが、小麦粉でもできるんですね
(知りませんでした。。。。)
っすごい、適当だけど割と美味しくできたパンの作り方です。
(パン屋さんの様な出来は期待しないでください)
<材料>
・小麦粉 300グラム
・塩 小さじ1グラム
・砂糖 大さじ125グラム
・ドライイースト 3グラム
・ぬるま湯(人肌)185グラム
(春・秋30度、冬35度、夏20度、54度ー室温=最適な水温)
①ぬるま湯以外の材料を全部まぜて、最後にぬるま湯をいれます。
②手につかなくなるまで、こねる。(あまりベタベタする様なら、小麦粉を追加)
➂ぬれフキンをかけて、8~12時間放置
④オーブンの発酵機能を使って、40分発酵。
➄210度で予熱、200度で25~30分
今、天然酵母菌作りも研究し始めたところです。
りんごで作ったら、ほぼ失敗。
ガーン!!
ダンナが挑戦してうまくいってたので。
パン作り、何がめんどうかって?
それは待ち時間。
こねて、発酵するまでつきっきりで見てないといけないから一日仕事になっちゃうんですよね。
そこで、考えたのが、全部混ぜてこねて放置。
そうです、放置プレー。
夕方18時にこねて、次の朝の9時頃まで放置。
どうなっちゃうのかなと思ったけど、朝まで発酵した状態を保ってくれました。
良かった~
やっぱり、手ごねのパンは美味しい。
ズボラでもできちゃうパン作り。
慣れれば、めんどくささはなくなります。
一度、挑戦してみると「案外できるじゃん!」って思うのです。
おためしあれ、です。