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地方移住のタイミング、決め手


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地方移住の決め手とタイミング

前回のブログで、コロナによる自粛生活で改めて地方暮らしの良さを感じて
地方暮らしのススメについてブログを書きました。

papaiyamango.hatenablog.com

今回は移住の一番の決め手になったこと、移住のタイミングについて私的な意見を
書こうと思います。

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森の中で散歩

目次

移住決意~移住後

移住決意~移住まではこんな流れでした。

2017年 10月 移住を本格的に検討し始め、情報収集
    11月 Uターン決意 家探し 村営住宅の見学
    12月 村営住宅の申し込み 会社に辞表を出す
2018年 2月  引っ越し準備
    2月28日 引っ越し 荷物積み出し完了 最終の新幹線で実家へ
3月1日  引っ越し作業完了
    3月~4月中旬 実家にお世話になる、ダンナの仕事決まる 
    4月中旬~ ダンナ、長女のみ村営住宅に住み始める
        (私は5月が出産予定だったのでそのまま実家で過ごす)
    7月  家族4人で新しい移住先で暮らし始める

地方暮らしへの思い

実は私、「田舎に暮らしたい」という願望はずっと前からありました。
約10年前、フランス留学から帰国し、「今のダンナと日本の田舎で暮らしたい」そんなふうに思って、住み込みで農業研修をしたりもしました。
でもその当時は、「今じゃない」と思ったんです。
まぁ、外国人である今のダンナとの結婚を許してもらえなかった、というのも大きな理由ですけどね。

それから長女が生まれ、再び田舎暮らしへの思いが頭の片隅にありました。
でも「いつか住めたらな」というくらいで、本気で移住する気はまだありませんでした。
本気で地方に移住したい、と強く思い始めたのきっかけはの2人目の妊娠でした。
当時住んでいたアパートは1LDK 30平米。
3人でもかなり手狭なのに4人はどう考えても、空間的に無理です。
もっと大きい間取りとなると家賃はぐんっ↑とあがります。
中心部から離れると少し家賃は下がりますが、会社から交通費を¥15000までしかだせないといわれていたので、中心部から離れるのも無理。
八方塞がりでした。

地方に移住したい!

私達が地方に移住したい!と、本格的に色々調べ始めたのが長女1歳3カ月の時。
2人目の妊娠がわかってすぐでした。
移住したら私も働けないし、まして外国人のダンナもすぐに仕事がみつかるか、わかりません。
2人目ができて、地方で暮らしたい!という夫婦2人の共通の思いがあったので
まずは色々調べてみようという話になりました。

当時はまだどこに移住するか、決まってなかったので
日本全国の市町村の移住情報が手に入る所へいったり移住相談会に参加したり、資料をとりよせたりしました。

Uターン

色々見て聞いて検討した結果、「私の産まれ育った〇〇県に帰ればいいじゃん!」という
話になりました。
知り合いもいるし、祖父母の土地と家もあるし。
将来、畑もやりたいと思っていた私達には最高の条件じゃん!ってことに気がついたんです。

そう決めてから、とりあえず家探しを先に始めました。
具体的な○○市町村というのは決めず、希望の家が見つかったらそこに移住する。

祖父母の家と両親の家のちょうど中間地に位置する村に一戸建て、庭つきの村営住宅に空きがあることを見つけ、見学の予約をとり、実際に見に行きました。
見た瞬間に気に入りました。
「ここに住みたいね!」だんなとも意見が一致し、夢が膨らみました。

都会では絶対ありえない、好条件の村営住宅。

3LDK 庭付き、倉庫つき ¥15800~¥50、000(所得による)
まさに理想の一戸建て。

初期費用  敷金3か月分
退去時   畳、ふすま等の全張替


市営住宅も探しましたが、アパートしかなく、一戸建てはありませんでした。
しかも家賃 最低¥30,000~


父親と姉の反対

好条件の物件を見つけ、もうほぼここに移住すると決めた私達。

一つ問題がありました。

姉の結婚相手のご両親が同じ村に住んでいる、ということで反対されたのです。
私達としては、別に直接かかわることもないし、と説得したのですが
「やめてほしい」といわれてしまいました。
いろんな ウワサ を流されるのがいや。たぶんこういうことなんだと思います。

でも、せっかく地方での暮らしが現実的になるかもしれない所まできているのに
私達は諦めたくありませんでした。

人のうわさも75日。
母親にも姉を説得してもらい、何とか姉の合意を得ました。

*直接姉のだんなの家族とかかわることはない、と思ってたんですけど
 実は今同じ会社の同じ部署で今月から一緒に働くことになりました。
 田舎はこういうことがよくありますね(苦笑)

父親
「結局、田舎に帰ってくることになったな。
 お姉ちゃんの人生の方が正解だったじゃないか
 お金がないのに、田舎は車が必要なんだぞ、維持費がかかる、大丈夫なのか」

(「人の人生に正解も不正解もないのに・・・なんでそんなことをいわれ
なくちゃいけないのか」悲しくなりました。)

とまぁ、いろいろ反対されましたが、無事に希望の家がみつかりました。


私達の移住のタイミング


*以前住んでいた家を引っ越さないといけない
*2人目を産む前に引っ越したい
*移住先の村営住宅が空いていた

この3つの事情が重なり、私達は移住を決意しました。

このタイミングでいいのか?もっと、こうして、こうなってからの方がいいんじゃないか・・・・・
子供が小学校に上がる前に・・・・・移住を決めるタイミングは人それぞれだと思います。

その当時やっていた仕事、好きな仕事だし、正直田舎でこの仕事を続けられたら最高だな、と思ってました。
上司「あと5年修行したら一人だちできるから」心はゆらぎました。一度決めた地方移住も撤回したほどです。
でも撤回したあともずっと悶々とし、すっきりしない日々。

「今、自分はどうしたい?」自分に問いかけてました。

ダンナから「君は会社のために生きているんじゃないだろ、自分たちが今どうしたいかが一番大事だ」
そう言われて、我に返ったんですよね。

タイミングって、自分で決めていかないと逃してしまうんですよね。


今こうして、自分たちの心地よい暮らし方に少しずつ近ずくことができ、
改めて思うことは「本気でやりたいことを本気で行動すれば実現する」ということです。

私も実際、地方で暮らしたいと思う始めてから実現するまで、約9年かかりました。

いつかこうしたい、という思いを頭の片隅に入れ忘れることなく持ち続け
ていれば、何かのタイミングでチャンスは向こうからやってくると思います。

次回は移住後の生活について書こうと思います。