「遠くへ行きたい」④フランス、リヨン編
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「遠くへ行きたい」フランス、リヨン
美食の都 リヨン
目次
フィレンツェ~リヨン
フィレンツェでの滞在を終えて、フランスのリヨンに移動しました。
この時の一人旅の目的は
① プラハでキュビズム建築をみる
② リヨンに留学している先輩に会いに行く
ヨーロッパ一人旅の最後の目的地はリヨン。
大学のクラブの先輩に会いにリヨンに行きました。
リヨンに着いたのが夜の20時位。今考えるとこの時間に到着するのって
けっこう危険だったなと思います。
フィレンツェから何度か先輩に電話をかけたのですが、電話にでない!
本当に困ったんですけど、とりあえず住所はわかっていたのでリヨンへ直行。
先輩はもちろん、私がリヨンに来ることは知りませんでした。
リヨンの駅に到着したのはいいんですが、先輩の住んでいる駅名が分からなかったので
高いけどタクシーを使いました。🚕
(こちらのタクシーはぼったくられることがあるので、日本人は注意です。)
先輩の家が見つからない!
タクシー運転手に「ここだと思うよ」と降ろされたのが、先輩が住んでいるアパートの5個位隣の建物だったんです・・・・
フランスでは建物に番号があって、入り口にも住居者の名前が書いてあるので
先輩が住んでいるかいないか、すぐわかりました。
建物も名前のブザーをおして、住居者に開けてもらえないと入れません。
外はもう真っ暗で先輩の名前もなくて、「うわ~どうしようかな」て
思ったんです。
とりあえず近くの建物に先輩の名前があいか探しました。
先輩に電話をかけようと電話ボックスを探したり。
ベンチで寝ている人もいたり →この人たちが後でホームレスだった、って事に気が付いたのは先輩に会ってから。むしろ先輩に会えなかったらベンチで寝るのもいいかなと思ったりしてました。
(無知すぎるし、危険すぎますね・・・😱)
先輩との再会
多分30分位、うろうろしてやっと先輩の名前を見つけたんです。
本当に安心したんです。
でもブザー鳴らしても先輩がでない。
仕方ないので、しばらくドアの前で待っていると誰かが入っていったので私も建物の中に入れました。
ひたすら先輩を待ちました。どの位座りこんで待っていたのか
しばらくすると、この建物に住んでいる友達に会いにきたという
フランス人の女の子が話しかけてきてくれました。
「ねぇ、あなた誰かを待ってるの?さっきもここにいたよね?
もし私が帰る時にあなたがまだここにいたら家にくる?」
「Merci beaucoup (どうもありがとう)」
今までの緊張感がいっきに溶けて、彼女のやさしさに泣きそうになりました😭
その後しばらくして、先輩の部屋の隣に住んでいた日本人女性に助けられ
友達の家にいた先輩に連絡してくれました。
やっと先輩に会えた時は魂が抜けた様な感覚になりました。
留学のきっかけをくれたリヨン
リヨンで過ごした一週間、本当に本当に楽しくて。
3年後、またここに戻ってくることを決めました。
「先輩、また絶対くるからね!!!」
Au revoir A bientot !! (さようなら、またね!)
ここで大学4年生のヨーロッパ一人旅は終わります。
一人旅について
旅 未知への遭遇
一人だったからこんな無茶苦茶な旅ができたんだろうな、と思います。
盗難にあいそうになったり
ホームレスと一緒にベンチに寝ようとしたり
先輩に連絡せず、いきなり訪問したり
こんな旅をできたのは若かったから、というのもあるかもしれません。
自分の娘がもし、一人旅したいといったら、心配で心配で仕方ないですね・・・・・今親になってそう思います。
でもこの経験をせずに大人になっていくのはもったいない!と思います。
’’かわいい子には旅をさせろ’’
自分の子供にもやっぱり「気を付けていってらっしゃ~い!!」と送り出していると思います。